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『俳諧左眄』 『俳諧左眄』外川飼虎著
“波郷の目”で評した現代秀句
若くして石田波郷の門を敲き、「飼虎(しこ)」の号を授けられた著者が渉猟した現代俳句の諸相。著者の書きとめた波郷のことばの数々に注目!

 私に俳句を本当に教えてくれたのはやはり石田波郷と言うことになる。俳句を作りはじめてから現在に至るまでの間に多くの優れた俳句に出合っているが、それらが秀句であると認識したなかには師波郷の言辞によるところ多しと言わねばなるまい。(本文より)

飼虎と波郷(昭和27年 波郷宅)
金雀枝(えにしだ)やいまこそわかき
外川飼虎(波郷筆 昭和21年春)
あなたなる夜雨の葛のあなたかな
芝 不器男
一の字に遠目に涅槃したまへる
阿波野青畝
なやらひの荒星畠にこぞりけり
石田 勝彦
百日の夏をまぢかに椎の群
岩田 昌寿
金魚大鱗夕焼の空の如きあり
松本たかし

葦の髓から
 プロローグ/プロローグつづき/夜雨の葛/「現代俳句」前後/四方の藪/一の字に/『句集虚子』/宗谷の門波/「山國」と「荒星」の系譜/『長子』/同工異曲/金魚大鱗/見馴れたれども/虚実の振幅/『評釈冬の日』/甲斐の山々/附け合い/『連句芸術の性格』
波郷と桂郎
 「蝶」二題/「野分中」の二十句/聖坂/先生方とカメラ/波郷忌近くに
『俳諧左眄』一存(矢島渚男)
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