八百万の神々

  • 梁塵社がスタートした昨年は、残念ながら暗いニュースが相次ぐ一年でした。
     とぐろを巻く巳年から千里を走る午年へ。
     皆様の健康と躍進を心からお祈り申し上げます。
  • さて「天の河原にやおよろずちよろず神の神
     集ひ集ひいまして」と万葉集にもあるように、困ったときに祈る神様はたくさんいる。
     その数八百万(やおよろず)から千万(ちよろず)というが、八百万と見積もっても、一億二千万人を八百万で割って十五人。
     国民十五人に一人の神様の割り当てになる。
  • かつては日本人一人に神様一人という時代があったろうが、人口増が神様の負担を増やしたことになる。
     が、ものは考えよう。
     中には貧乏神などもいるから、神様が忙しくなった分、貧乏の度合いも薄れるはず。
     不況といっても祖父母の時代と比べ随分豊かになっているのが、その証拠だ。
  • 貧乏神は小さく痩せこけて色青ざめ、手に破れた渋団扇を持ち、悲しそうに立つという。
     今年こそ貧乏神以外の神様が廻ってきますように。 (群星)