犬の耳、猫の舌

  • 本を読んでいて、何かに使えそうな部分を見つけると、付箋を貼っておく。
    家の中ならいいのだが、車中で読んでいて気になる部分があると、ページの端を三角に折り込んで付箋の代わりにする。
  • イギリス人が命名したのかアメリカ人かは知らないが、
    英語でこれを「ドッグイア」というのだそうだ。
    なるほど垂れ下がった犬の耳といわれれば、そう見えるが、こんなものにまで名前をつけるセンスには感心する。
  • ドッグイアを調べていたら、
    隣に「ドッグイヤー」という言葉を見つけた。
    技術革新のスピードを表す言葉で、七年かかる変化が一年で達成されることだという。
    人間の七年が犬の一年にあたるからというのだが……。
  • そういえば猫の舌という菓子がある。
    卵黄を使わないサクサクしたクッキーで、フランス語でラング・ド・シャ。
    形と表面のざらざらした感触に由来するとか。
    猫の舌を食べながら本を読んでいたら、食べこぼしが犬の耳の代わりになった?
    ようやくの暑さに、馬鹿なことばかり考えている毎日である。  (群星)