軽くなる言葉の箱

  • 言葉を意味が詰まっている箱と考えてみよう。
    言葉を知るということは、開けないでも中身がわかり、おおよその重さも見当がつくということである。
  • 当然のことだが、中身を入れ替えたり、減らしたりすれば混乱が起きる。
    ところが最近、妙な飾りをつけて中身を軽くしてしまうことがはやっている。
    飾りに使われるのはマイとプチ。
    マイブームといえばブームともいえぬ個人的な趣味だし、プチ整形は父母からもらった体を傷つけるという罪悪感を伴わぬ簡単で気楽な整形。
  • この辺までは、あきれたものだですむが、
    年端もいかぬ小娘がプチ家出などと称して無断外泊するようになると、社会的問題である。
    言葉の箱をもてあそびすぎると、そのうち大けがをすることになりかねない。 (群星)
  • ■『星雪館物語』発売
     梁塵社社長石田惠子(ペンネーム石田磬 いしだ・けい)の『日本のふるさと 星雪館物語』が九月下旬、発売されます。
     秋田・西木村の農家民宿をルポ、母と娘の癒しのもてなしと秋田県が推進するグリーンツーリズムを紹介した書き下ろし。
     文庫判・一六〇頁、八〇〇円+税。
    ⇒ 梁塵文庫 『星雪館物語』